上番・下番 - アシストジャパン

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上番・下番

読み方
じょうばん・かばん

上番・下番とは

上番(じょうばん)・下番(かばん)は、警備業界において勤務の開始と終了を示す用語です。上番は警備員がシフトに入る際の勤務開始時刻や担当者を示し、下番は勤務を終了する時刻やその担当者を指します。

この報告は、勤務の状況を正確に管理し、欠員や遅刻などのトラブルを未然に防ぐ役割を果たします。

警備業界では、直行直帰の勤務形態が多いため、現場での勤務開始時や終了時に会社へ連絡を行うのが一般的です。例えば、電話やメール、専用アプリを使って「上番報告」や「下番報告」を行い、勤務時間や状況を記録します。この報告を基に、シフト管理や給与計算の正確性が確保されています。

会話内における用語の使い方

場面1: 出勤時の連絡

警備員A: おはようございます。現場に到着しましたので、上番の報告をいたします。

管制室: 了解しました。シフト開始を確認しましたので、頑張ってください。

警備員A: はい、異常があればすぐに報告します。

場面2: 勤務終了時の連絡

警備員B: 本日の業務が終了しましたので、下番の連絡をいたします。

管制室: お疲れ様でした。特に問題はありませんでしたか?

警備員B: 異常はありませんでした。それでは失礼いたします。

上番・下番の役割と重要性

役割

  • 勤怠管理: 勤務開始と終了を正確に把握し、シフトの適切な交代を支援。
  • 給与計算の基礎: 正確な勤務時間を基に給与を計算し、支払いミスを防止します。
  • 緊急対応の迅速化: 欠員や遅刻を早期に発見し、代替スタッフを迅速に手配します。

重要性

  • 安全性の確保: 勤務中の異常や欠勤があれば早急に対処し、現場の安全を守ります。
  • 業務の信頼性向上: 顧客やクライアントに対し、安定した警備体制を提供できます。
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