貴重さのインフレ - アシストジャパン

貴重さのインフレ

お世話になっております。
アシスト・ジャパン株式会社 イベント運営事業部 手配課です。

当たり前なモノほど、その貴重さを忘れるものです。
ハンバーガーショップの紙ナプキン。
実家で出てくる夕食。
文庫本を買ったときに付いてくる栞。

ハンバーガーショップ内で食事をしている時は「紙ナプキン……こんなに要らないよな。どうせそんなに使わないし」となりますが、いざ、持ち帰りして自宅で食事をしていると、塩が手についたり、机の上にこぼれたポテトの欠片が気になって、結局「もっと入れてくれたらよかったのに」となります。

実家で家族が作ってくれた夕食。学生の時は「外食がいい。普通の白米に味噌汁も飽きたな」と思っていました。しかし、実家を離れるとそういった、何でもない手料理が恋しい日もあります。

文庫本に付いてくる栞もそうです。気が付けば10枚ぐらい溜まって、処分したその翌週ぐらいにはたった一枚の栞を探しています。

当たり前が失われたとき、そのありがたみを思い出します。

東京に上京してから、そう言えば主要な街へはほとんど出掛けていません。
上野動物園には一度も行っていません。私のパンダは和歌山アドベンチャーワールドにしかいません。
そうです。同じ東京ですから、ありがたみも貴重さも無いのです。

このコロナ渦で貴さに気づいたものがあります。
昔はあれほど、年に一回か二回の機会を楽しみにしていたのに。
いざ、近くになると忘れていたあの場所。

久しぶりに行くと、やはり楽しいですねディズニーランド。
世界で唯一のライセンス経営されし東京ディズニーランド。

上京すると途端に行かなくなる人、多いですよねディズニーランド。
ディズニーランド

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